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失敗は成功の母!
失敗事例から企業買収成功のヒントを得る!

まごころコラム

企業買収を円満に行うためにはどうすればよいのかご存知でしょうか?
企業買収の成功率は30%~40%といわれています。
そんな企業買収をするための心構えや企業買収の失敗例、企業の初期分析の重要性について詳しく解説いたします。

企業買収の心構え

1.情報機密を守る
秘密保持契約を締結すると、情報漏洩によって生じた損害を全て負担しなければならない可能性があります。情報機密の厳守を徹底しないと、社会的な信用を失うことにも繋がります。具体的には、情報を共有する範囲や、伝達する手段などを決めておき、社外だけでなく社内の漏洩にも注意を払うことが大切です。
2.買収するべき、買収するべきでない企業・事業を見極める
買い手の主な目的としては、市場規模の拡大、新しい事業への参入、経営資源の調達などがあります。目的が異なると、買収するべき会社や、事業も変わってきます。初期段階で明確な目的を定め、見極めることが大切です。一方で、買収するべきでない会社・事業については、明確な「基準」を設けることが大切です。例えば、財務処理や契約書の取り扱い方、従業員の数、取引先や顧客の数、経営者の人間性など基準を設けておけば、見極めやすくなると思います。
3.必要な会社・事業を買収する前に検討する。
企業買収後のリスクを少なくするために、「デューデリジェンス」という調査が実施されることが多くなっています。買収元が対象の企業価値を分析する為に、調査のことをデューデリジェンスと言います。デューデリジェンスは、主に公認会計士や弁護士が実施する為にコストがかかります。比較的小規模なスモールM&Aの場合は、M&A会社のアドバイザーがアドバイスすることも可能です。対象企業の実情は、ただ外部からみているだけでは把握することが難しいからです。
4.実行計画を練る
具体的な実行計画を練っておかないと、統合後に新たにリスクが生じた時に、スムーズに対処することができません。その中で、従業員へ告知、給与などの就業条件の統合、規程や企業文化の統合、などがあります。特に、企業買収された側で雇用されている従業員は、不安を抱えている事がほとんどで、従業員のモチベーションが下がるので、個人面談の実施や、オリエンテーションを開催するなど、積極的にコミュニケーションをとることが大切です。
5.タイミングを逃さない
企業買収の適切なタイミングは、簡単に見極めることができません。場合によって企業買収するべきタイミングは変わります。対象企業の実情を分析しながら、企業買収のコストと企業買収後の利益を比較し、買収するべきタイミングを見極め、逃さないことが大切です。
6.売り手の立場に立って考える
売り手にとって理想の企業買収となるように、売り手がどのような企業買収を求めているのかを考える必要があります。売り手が買い手に対して望む条件としては、売り手の人、物、ノウハウを適切に評価する事、売り手側の短所をカバーできる事、売り手側の従業員をしっかりとフォローしてくれる事、会社名や事業継続に関して深い理解がある事、などが挙げられます。
自社に対して何を望んでいるのかを明確につかみ、その希望を実現できる企業買収を目指すことが大切です。

企業買収失敗例

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M&A検討時の失敗例
① 事前準備なしのM&A
② M&Aのタイミングを逃す
③ 信用力に欠けている
M&A手続きの失敗例
① 不誠実な対応
② 薄外債務
③ 情報伝達の失敗と情報漏洩
④ 理想の追求
⑤ 突然の合理性に欠ける条件変更
⑥ 株主名簿・株券の整備不足
⑦ 株主・経営陣の意向不一致
⑧ 業績の悪化
M&A成立後の失敗例
① 高すぎる買収価格
② 優秀な人材の流出
③ 社員のモチベーション低下

買収のための初期分析の重要性

最終的にどの会社をいくらで買収するか、断念するかなどの最終判断をするために、情報収集をして初期段階で分析する事が重要です。初期分析とは、企業価値やリスクを正確に把握する為に必要となります。契約上どんな保証をどのレベルでしているのか、知的財産権として活用できるものはないか、訴訟のリスクはないか、なども含め、契約について整理することもとても重要なことです。

最後に

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買い手がM&Aを成功させるには、今回ご紹介したようにさまざまな心構えが必要になります。成功させる体制を整えるために、M&A専門会社のアドバイザーに相談するなど、早めに行動を始め、具体的な計画を立てていくことが大切です。今回ご紹介した心構えを参考に、企業買収を成功させましょう。

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